昨日、会員様が息子を連れてきました。
見かけは大柄で180CMくらいの身長で少し太っている印象
ただ、何より體【からだ】のバランスが悪い
顔が前に出て肩は常に上がりぎみで猫背、肋骨はしぼみ腰は落ちているし腹も出てる
とても20歳そこそこの青年の體【からだ】ではありませんでした。
話をきくと大変な試練を乗り越えてきた青年でした。
生まれた時から障害があり右ひじが思うようにに動かない
でもびっくり、高校時代はスピードスケートをやっていて県の代表選手としてインターハイにも出場して
ナショナルチームで強化練習も経験していたといいます
順風満帆に見えた高校時代に試練がやってきます、4年前にナショナルチームでの練習中、
前を走行している選手がこけてしまいそれに巻き込まれて
首を脊髄損傷。
お母さんは今後寝たきり状態になるのを覚悟してそうです。
奇跡的にどこにも障害は残らず、懸命なリハビリもあり一か月ほどで普段の生活を取り戻しました。
しかし、首の痛みが尋常ではなくスピードスケートはドクターストップがかかりあえなく第一線を退きました。
それから4年間大学でテニス同好会に入りたしなむ程度運動していたそうですが
情熱を注いでいたものを奪われた感覚だったそうです。
まだやりたかったのに辞めざる終えなかったスピードスケート。
大学4年生で将来の選択を近い将来しないといけない現状
なかなかのターニングポイントにいるなと感じました。
自分にできることはなんだろうっと昨日からずっと考えてます。
現時点では、スピードスケートに復帰させる方法がないかを考えています。
大学4年生で来年就職を控えておりそんな場合ではないのはわかっているのですが
彼の持っている體【からだ】が目覚めたら計り知れないっとすごく可能性を感じています。
やりきれなかった後悔を残して、次のステップにいけるだろうか?
ドクターストップとはいえ諦めてしまった経験は次の試練がやってたときに
同じように諦める選択をしてしまうのではないかっと考えてしまいます。
まだ僕の中でも答えが出ていません
知恵を尽くし想い考え、信頼できる方たちに相談し、決めつけず、押しつけず、
道を切り開いていこうと思います。
未来は今を変えれば変わる
試練は何か問いかけられているんじゃないかと思います。
誠心誠意向き合います。