OHANA通信

社会にとって運動の果たすべき役割について

運動の役割は大きく2つと考えています。

一つは身体の元気にしていくこと。これは先回、詳しく書きましたので割愛します。

もう一つは一人ひとりが自分の感覚に目覚めて頂くために運動はあると思っています。

先日、商店街を周って思うことは職人さんの作った陶器が売られていて、とてもその味が光っているように見えました。
ですが、商店街には人は少なく、さらにそんな陶器も気にも留めない方がどれだけいるか。とても残念に思いました。

僕は願いを持ってモノづくりをしている方の商品が売れる世の中になったら良いと思います。というより、そうなっていくことが日本全体が元気になっていく一番良い方法だと思っています。

100円ショップや大型のディスカウントショップができて、まあまあなクオリティーのもので値段が安いものが売れる時代になっているのかと思います。
「お得」という言葉、「割といい」というコストパフォーマンスの高いものが売れていると感じてます。
ですが目指すところはディズカウントショップのものより値段が高いけど、手触り、肌触り、職人のこだわりがわかりそちらを選択できる人ばかりになってほしい。
それが当たり前となれば、大企業に入ることがスタンダードではなくなる。願いを持って作ったものが売れる社会となれば小さくても本物で生きられる。
大企業と独立を考えたときに、独立を選べる方が多くなるのではと思います。

食べ物は食べ心地、服は着心地、建物は居心地で。
自分の感覚でモノの購入は選択できる世の中に。
情報に操作され、常識に囚われ、選んでいるようで選べていないこの時代に生きるひとりひとりにこの身体づくりを推奨したい。

2025年になると超高齢多死社会になると言われ、

日本は諸外国に先駆けて、2018年に全都道府県が超高齢社会(65歳以上の人口が人口の21%以上)に突入した。 その先に待ち受けているのは、年間150万人以上が死ぬとされる「多死社会」だという。 人口の多数を占める高齢者が次々と寿命で亡くなり、人口が減少していく社会のこと

これはウィキペディアの文章の引用です。

そんな社会を支え、日本に住む方々が希望を持って、挑戦に向かうためには願いを持って本当にやりたいことを見つけること、そして、自分の感覚を取り戻し自分にとって欲しいモノが誰に言われたわけでもなく選べることでできることだと思います。

伝わりましたでしょうか?いい加減なことを言っているわけでもなく本当にそう思うのです。

感覚がなくなっていきことは年齢のせいではありません。確かに重力に負けて身体のパーツは落ちてかたまっていきますが、それは運動で変えていくことができるんです。

自分の身体を耕していくように念入りに練り込みながら自分の感覚を蘇らせていく。
自分が持っている5感を蘇らせ、自分の感覚でモノを購入していく。高くても願いをもって作ったものの価値が皆がわかり購入していく。買い手が変われば、ただ大企業に入ることが目的ではなく、願いを持って生きることが目的に変わっていく。

そして、そう生きることが当たり前の世の中になれば日本は十分生きやすく希望のある国なのではないかなと思います。

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