OHANA通信

形状記憶という言葉

私の仕事は本来人間が標準装備されている身体の機能性を取り戻していくこと。その機能性を取り戻していく過程で「感覚」も取り戻し自分のことを知っていくきっかけにして頂きたい。

さて、ここ数日、顎、踵、中手骨の3点のストレッチを入念に行っています。

ここが骨格の仕組み作りの基礎があると予感しているからです。

動作的には足くびを曲げる、手首を曲げる、顎を動かすに一見変わらない動きに見えます。
でも、やっていることは全然違います。指先を遠くに向かわせることで指先の骨から反応し、芋づる式に手首あたりの骨までついてくる。
骨が引っ張り出されてとこで少しづつ指先を動かしていく。ただ、骨が引っ張り出される感覚をずっと持ったまま動かしていく。

引っ張り出されたままの状態で、逆の手で圧迫をかけていくと、骨に圧力がダイレクトに入ってくる。この感じが普通に生活していくと失われている部分だと思う。手の甲の力は全く使わずに手首、親指の関節に負担が集中している。

これに気づかずに使い続けるから痛めてしまう。年配の方でもアスリートでも。アスリートではもっと残酷で、この仕組みがないだけで練習しても成果が上がらなくなり、やっているのに成果が出ない。

運動の本質の部分だと思う。

さて、、現段階では筋肉を動かさず骨にストレッチが入る感覚や骨に圧力がかかる感覚、腕の側面の感覚が身体に入ってくるのが感じられています。
まだまだ深い次元に足を踏み入れたい。生活の中での娯楽には引っ張られることなく、やっていきたい。

骨に圧がかかったまま、抜けることなく、身体を動かす感覚を体得したい。それが形状記憶という言葉に集約されるかなと思っています。

形状記憶、立体感という言葉の深い部分に到達したい。

(メモ)
筋肉を動かさず骨にストレッチが入る。
骨が動くことで筋肉が動く感触を掴む
ゆるいと関節の運動に、骨を使えてない。
角度を変えない。形を変えない。
広すぎる。
立体感を保つ
立体感がない人に段差は広がる一方。
もののの見え方

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